- 「一般」って何?
- 反射板について
- 速度表示灯について
- 速度抑制装置について
- トラックの日について
- 4tトラックは4t積載?
- 増tとは?
- 減トンとは?
- 中型トラック免許について
- 8トン限定中型免許とは?
- 日本の物流を支えているトラック
- 生命や暮らしを支えるための活躍も!
- トラックの環境対策、安全対策
- トラックドライバーの平均像(アンケート結果から)
- 省燃費運転について
- ①エコドライブの10のすすめ
- ②新普通免許で運転できる車
- ③特定中型
「一般」って何?
よくトラックのドアなどに「一般」と表記されていますが、何を意味しているのでしょうか? 正式には一般貨物自動車運送事業。トラック運送事業者全体の約9割を占め、「普通トラックを使用して、荷主の荷物を運送する事業」のことを指しています。一般貨物自動車運送事業は、荷主の方から運送依頼を受けて運賃を受け取る。運送に使用する普通トラックは小型貨物車(4ナンバーのトラック)、普通貨物車(1ナンバーのトラック)、冷凍食品、石油類などの運送に使用する特種車(8ナンバーのトラック)などがある。
反射板について
速度表示灯について
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大型トラックの、屋根についている緑色の三つのランプ。道路運送車両の保安基準(昭和26年)第48条の3の規定(昭和42年8月追加)に基づいて、大型貨物自動車が速度によって3段階に点灯する黄緑色のランプ3つの速度表示装置の装備が義務付けられていた。車外から接近速度が把握できるようにしたもの。点灯の順番は、時速40km以下で1つ目助手席側(○○●)、時速40km超~60km以下で2つ目運転席側(●○●)、時速60km超で3つ目真ん中(●●●)の順。
・トラックを輸入する際の弊害・一般への認知度の低さ が問題となり、平成11年の法改正により廃止された。その代わりとして、大型トラックには90km/hで動作する速度抑制装置の装着が義務付けられている。
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速度抑制装置について
大型トラックによる追突事故の8割は法定速度制限80km/hを超えた速度で発生している。このような事情から高速走行に対応した事故防止等を目的として大型トラックヘの速度抑制装置の義務付けを行うことになった。大型トラックの最高速度を時速90km以上出せなくする速度抑制装置の装着義務付けが平成15年9月1日から始まった。 平成6年排出ガス規制以降の排出ガス規制に適合する大型トラックに対して、9月以降に発売される大型トラックについては装着が義務付けられ、すでに走っている車も3年間で取り付けないと車検証の更新ができなくなる。
トラックの日について
全日本トラック協会(全ト協)が1992(平成4)年に制定。「ト(10)ラック(9)」の語呂合せ。トラック運送事業について広く国民一般に理解と関心を深めてもらい、トラック運送事業者の社会的地位を向上させる日。
4tトラックは4t積載?
4tトラックといっても4t分の荷が積載できるわけではない。道路交通法により車両総重量は各車両に決められており、2t車なら4t、4t車なら8t、10t車なら20t、25t車とは車両総重量25tの3~4軸の大型トラックのことを指す。 しかし、トラックには必ず減トンの要因が含まれおり、積載量通りには積載できないのが現状。例えば、車両総重量から車体重量とウイングボディやパワーゲートなどの付加装備を引いた値が実際の最大積載量となる。
増tとは?
中型クラスをベースとし、軸許容荷重やタイヤ許容荷重に余裕を持たせて、積載量に余裕を持たせたもの。車両総重量が8tを越えたり最大積載量が5t以上となると、大型免許が必要となるが、大型車よりは価格が安くなるという。
減トンとは?
減トンには積荷に対応した装備、荷台、シャーシの強化架装などが含まれる。また、乗車定員は一人55kgとして計算する。これらの総重量限度から車両重量を引いたものが最大積載量となる。スペアタイヤ、工具、積荷を固定する道具やシートなどの用具は運行の都度携行が一定していない積載物品扱いになるり、厳密には車両重量には含まれない。つまり積載重量を決定する車体重量には含まれない。
中型トラック免許について
普通自動車に加え、中型自動車(車両総重量5,000kg以上11,000kg未満)、小型特殊自動車、原動機付自転車の運転ができる。
8トン限定中型免許とは?
「8トン限定中型免許」とは、平成19年の道交法改正以前に取得された普通免許のこと。この改正で中型免許が改正になり、新法の普通免許で運転できるのは「車両総重量5トン未満」の車までに改正された。しかし、法改正以前に取得された普通免許を持っている人は、もともと8トン未満までの運転が可能なため、法改正後は「普通免許→8トン限定中型免許」と免許の名称が変わるだけで運転可能範囲は変わらないことになった。
日本の物流を支えているトラック
日本でのトラック誕生は1902年(明治35年)、"クレメント"という車で商品を運んだのが始まりとされています。現在日本の貨物輸送の90%はトラックによって運ばれており、特に食料品や日用品の生活関連物資のほとんどはトラック輸送が担っています。
生命や暮らしを支えるための活躍も!
地震等自然災害時には、国や市町村と協力して販売、救援輸送を優先的に多くのトラックを出動させ、救援活動における万全の態勢を整えています。
トラックの環境対策、安全対策

人類にとって大きな問題である環境問題、トラック運送業界でも、エコドライブの促進やアイドリングストップ、適切速度での走行、点検整備等により環境問題に取り組んでいます。
又、ドライバーの安全意識と技能向上をはかるトラックドライバーコンテストや安全性優良事業所としてのGマーク設定制度があります。
G〝の由来はgood「良い」、glory「繁栄」の頭文字「G」を取ったものです。
トラックドライバーの平均像(アンケート結果から)
- 年齢 43歳
- トラックドライバー歴 16年
- 勤務年数 10年
- 家族構成 妻と子供2人
- トラックドライバーになった動機 「車が好き」
平成21年1月15日 第40回全国トラックドライバーコンテスト各部門(11t・4t・トレーラ・女性部門)の優勝者4名が麻生内閣総理大臣を訪問しました。
省燃費運転について
| 大型車 (駆動6×2・馬力370PS・総重量25トン) |
中型車 (駆動4×2・馬力240PS・総重量8トン) |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| シフトアップ回転数 | 1100rpm | 1400rpm | 1900rpm | 1400rpm | 2000rpm | 2800rpm |
| アクセル開度 | 50% | 75% | 100% | 50% | 75% | 100% |
| 燃費km/L | 1.8 | 1.6 | 1.4 | 3.5 | 3.1 | 2.7 |
| 安定 | Eng/B | Exh/B | Exh/B+Ret | 安定 | Eng/B | Exh/B | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 燃費km/L | 4.7 | 4.0 | 3.1 | 2.9 | 6.4 | 5.5 | 4.5 |
| 燃費差% | 基準 | -15 | -33 | -39 | 基準 | -14 | -30 |
| 6速 | 7速 | 5速 | 6速 | |
|---|---|---|---|---|
| エンジン回転数rpm | 940 | 730 | 1450 | 1100 |
| 燃費km/L | 5.7 | 6.6 | 7.4 | 8.5 |
| Eng/B | Exh/B | Exh/B+Ret | Eng/B | Exh/B | |
|---|---|---|---|---|---|
| 惰力走行距離m | 600 | 400 | 280 | 300 | 200 |
| 距離差m | 基準 | -200 | -320 | 基準 | -100 |
| 1分間 | 1時間 | 1分間 | 1時間 | |
|---|---|---|---|---|
| 消費量 | 25cc | 1.5L | 15cc | 0.9L |
★車両から離れる時にはエンジンオフの習慣をつけ、月間・年間の削減を。
①エコドライブの10のすすめ
車から排出される二酸化炭素の量を極力少なく抑えるために、次の10項目を念頭において運転するように心がけましょう。これらは、安全運転にとっても極めて重要な事柄です。
1.ふんわりアクセル
普通の発進より少し緩やかに発進する(最初の5秒で時速20キロが目安です)だけで11%程度燃費が改善します。やさしいアクセル操作は安全運転にもつながります。時間に余裕を持って、ゆったりした気分で運転しましょう。
2.加減速の少ない運転
車間距離に余裕をもつことが大切です。車間距離を詰めたり、速度にムラのある走り方をすると、加減速の機会も多くなり、その分市街地で2%程度、郊外で6%程度燃費が悪化します。また、同じ速度であれば、高めのギアで走行する方が燃費がよくなります。交通の状況に応じ、できるだけ速度変化の少ない安全な運転をしましょう。
3.早めのアクセルオフ
エンジンブレーキを使うと、燃料の供給が停止される(燃料カット)ので、2%程度燃費が改善されます。停止位置が分かったら、早めにアクセルから足を離して、エンジンブレーキで減速しましょう。また減速したり、坂道を下る時にはエンジンブレーキを活用しましょう。
4.エアコンの使用を控えめに
気象条件に応じて、こまめに温度・風量の調整を行いましょう。特に夏場に設定温度を下げすぎないことがポイントです。外気温25℃の時に、エアコンを使用すると、12%程度燃費が悪化します。
5.アイドリングストップ
人待ちや荷物の積み下ろし、駐車場の空き待ちなど、ちょっとした駐車の時にもエンジンを止めましょう 。
6.道路交通情報の活用
1時間のドライブで、道に迷って10分余計に走行すると14%程度の燃費悪化に相当します。地図やカーナビ等を利用して、行き先及び走行ルートをあらかじめ計画・準備をしましょう。また道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃料と時間の節約になります。カーナビやカーラジオ等で道路交通情報をチェックして活用しましょう。
7.タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧が適正値より50kPa(0.5kg/c㎡)不足した場合、市街地で2%程度、郊外で4%程度、それぞれ燃費が悪化します。また、安全運転のためにも定期的な点検は必要です。
8.不要な荷物は積まずに走行
100kgの不要な荷物を載せて走ると、3%程度燃費が悪化します。車の燃費は荷物の重さに敏感です。運ぶ必要のない荷物は、車から下ろしましょう。
9.駐車場所に注意
交通の妨げになる場所での駐車は交通渋滞をもたらし余分な排出ガスを出させる原因となります。平均車速が時速40kmから時速20kmに落ちると、31%程度の燃費悪化に相当すると言われています。
10.適正速度で走行する
一定の速度で走ることで燃費が上がると言われています。一般道では時速40km、高速道路では時速80km程度で走るのが最も燃費が良い様です。排気ブレーキ・リターダをOFFにすることも効果があります。
②新普通免許で運転できる車
従来の普通免許
車両総重量 8t未満、最大積載量 5t未満、乗車定員 10人以下
新しい普通免許(2007年6月2日以降に取得)
車両総重量 5t未満、最大積載量 3t未満、乗車定員 10人以下 施行前に普通自動車免許を取得した方は施行後,自動的に 「8t限定中型」 になりますが、運転できる車に変わりはありません。8t限定とは「車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、定員10人以下」という意味です。よってグレードアップもダウンもしていません。今までと全く同じです。
しかし新制度の普通免許では 従来可能だった中型トラック(俗に言う4トン車=総重量8t車)が運転できなくなります。 では、(新)普通免許でどの程度の車まで運転できるかというと、概ね(積載量で)2tトラッククラスと思えばよいでしょう。 ただ、大きさによる免許区分はありませんので、例えば乗用車ベースのリムジンであれば全長12mでも運転可能です。 2tトラックと言っても色々なタイプがあり、総重量5tを超えるものもあります。 各メーカーとも新普通免許対応車種の発売を開始しているようです。
どのような車が運転できるのか具体的に見てみましょう。 2tトラックは、大きさで【ショート】【ロング】【ワイドロング】に大別されます。 さらに用途で、平ボディ、ドライバン、冷凍車、ダンプ・・など様々なタイプがあります。 運送や流通業界で現在主流なのが下の写真のようなドライバン(いわゆる箱車)です。
2t ショート
2tトラックの中では最も小さいタイプです。宅配便の集配などに使用されています。普通乗用車と同じくらいの大きさですが、これでも乗用車しか運転したことがない人にはバックするのも苦労します。最近の小型トラックはハイブリット車も増えています。
2t ロング
荷台を長くして、積める容量を増やしています。車幅は標準とほぼ同じなので狭い道でも走行可能です。引越しや学校の給食配送などに使用されています。 冷凍車やパワーゲート付きの場合は総重量が5トンをオーバーする車種もありますので、積載量を減らすなどで新普通免許に対応する車種も発売されています。
2t ワイドロング
※ 容積を重視した小型トラックで、コンビニ配送や引越し等によく使用されています。車幅が広いので、取り回しが悪くなります。見た目にもかなり大きいです。 ※この車両のように、従来の2tワイドロングで箱車の場合は総重量が5tをオーバーしますので、普通免許で運転することはできません。各メーカーでは部品の軽量化や最大積載量を1.8トンや1.5トンに減らすなど減トンして新普通免許に対応する車種の発売を開始しているようです。
乗用車の場合は・・
乗用車は定員10人以下であれば、殆どの場合で総重量5トン以内に収まります。 (もちろん旅客輸送業務には二種免許が必要ですが、自家用車として使用するのなら普通一種でOKです)) すでに述べたように、車両の大きさによる免許区分はありませんので、全長12mのリムジンも運転可能です。 また、マイクロバスやトラックをキャンピングカー等に改造し、定員10人以下で総重量5t未満の条件を満たせば普通免許で運転できます。
●2t車ベースの各種業務用車両はNG 2tトラックは概ね普通免許でOKですが、2t車には他にも様々な業務用車両が存在します。 タンクローリ、集塵車(ゴミ収集車)、ミキサトラック、車両運搬車などは積載量は2tでも車両重量が重いので、車両総重量が5tを超えるものが殆どです。これからは「8t限定中型」又は「中型免許」が必要になります。 これらの車両を使用する各業界や全国の清掃局では今後 運転手の確保が課題になると思います。
●消防車もNG また全国の消防団も困ると思います。 消防団によくある2トン車ベースの消防車は車両総重量が7トンくらいあります。 今までは普通免許でOKでしたが、今後は「中型免許」又は「8t限定中型免許」が必要になります。 団員の高齢化が問題になっているのに、若者で中型免許所持の団員を確保するのはなかなか困難だと思います。 このように、普通免許で運転できる範囲が狭くなったわけですが、乗用車であれば特に問題なく運転できますので、一般の方にはあまり関係の無い話しです。 しかし運送や流通業界にとっては死活問題です。
ひとまず「8t限定中型」という既得権は確保したものの、施行後に普通免許を取得した者は中型トラックが運転できないわけで、新規に運転手を雇うのに苦労しそうです。特に中型トラックが主流の運送会社では高校の新卒で運転手を確保することが不可能になります(中型免許は普通免許2年以上 かつ 年齢20歳以上でないと取得できません)。
中型限定解除で運転できる車
8トン限定中型免許(旧普通自動車免許)は、指定自動車教習所で5時間以上の教習を受けて、限定解除の審査に合格すれば中型免許に昇格します。(免許試験場でも審査可能) 限定解除審査に使用する中型免許試験車は以前の大型免許試験車と同じなので、技能レベルは以前の大型免許と同等のようです。
限定解除することで【車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満、乗車定員29人以下】の車が運転できるようになります。
ただし、限定解除すると「8t限定中型免許」という既得権を放棄することになります。 中型免許の適正検査(視力)の基準は大型免許と同じで、深視力検査も必須となります。将来(視力低下で)更新時の適性検査に不合格となった場合、8t限定に戻ることはできず、一気に新普通免許に格下げになります。8t限定中型の適正検査基準は従来どおりで、新普通免許と同じです。
限定解除することで新たに運転可能になる車種は限られていますので、自分に必要かどうか慎重に検討してください。 中型免許の範囲で 8t限定中型を超える部分を特定中型とも言います。 従来の大型から中型に移行した部分です。 この「特定中型」が「8t限定中型」を限定解除することで新たに運転できる範囲に該当します。
③特定中型
●車両総重量: 8t以上 11t未満 ●最大積載量: 5t以上 6.5t未満 ●乗車定員: 11人以上 29人以下 特定中型にはどのような車があるか紹介します。
6t トラック
特定中型トラックに該当するのは積載6トン車のみです。これは殆ど需要が無いトラックです。なぜなら、大きさ(積める容量)は4トン車と同じなのに、従来は大型免許が必要だったからです。重量物を運ぶのであれば、同じ大きさで積載8トン車を選択すると思います。平ボディでは自動車学校の中型教習車(以前は大型教習車)として利用されています。中型免許で運転可能になったからといって、現時点で限定解除してまで必要な車種とも思えません。 現在主流の4tトラックに荷物を満載すれば過積載になる場合が多く、本当は6t車の導入が好ましいのですが、(免許区分で)運転手の確保が難しいので、少々積載オーバーでも4tトラックを使用しているのが実情です。 「8t限定中型免許」所持者が現役引退して、トラックドライバーの大半が中型免許所持という状況になれば6tトラックが主流になると思います。20年くらい先の話しだと思いますが・・。
中型ミキサー車
新中型免許に対応する総重量11t に合わせて発売されました。 このような業務用特殊車両は4tトラックがベースでも車体が重いので、従来は減トンして総重量8t未満にしていました。タンクローリや集塵車なども今後は中型免許に対応した車種が登場すると思います。ただ、小型と大型の中間的な特殊車両は元々需要があまりないので、どれほど普及するかわかりません。運送業に使う車両ではないので、中型免許所持の運転手確保が課題になると思います。
定員11~29人の乗用車
限定解除することの最大のメリットは定員11人~29人の乗用車や小型バスが運転できるようになることです。従来は小さなワゴン車でも定員11人以上で大型免許が必要でした。 旅客輸送業務に使用するには中型二種免許が必要ですが、自家用車にしたり、仲間や自社社員の送迎に使うのであれば中型一種免許でOKです。
小型バス
観光用の小型バスや一般にマイクロバスと呼ばれるような送迎用のバスも定員29人以下であれば運転することができます(旅客輸送業務の場合は中型二種免許が必要)。 野球やサッカーなどの監督・コーチが部員を送迎するためには重宝する免許だと思います。 小型バスを所有しているタクシー会社も多いので、タクシー運転手が(8t限定中型二種を)限定解除することで仕事の幅が増えることもあります。
中型バスはNG?
写真のバスは中型二種の技能試験車両としてよく使用されているものと同じサイズですが,定員が30人超なので中型免許では運転できません。(試験車両は定員を29人以下に変更して中型の範囲にしています) 全長9mクラスのバスはサイズ的には中型といえなくもありませんが、定員が30人超のものが殆どで、立席の無い観光バス仕様でも定員30人以上が殆どなので大型のカテゴリになります。路線バス仕様ではさらに小型の7mクラスの車両でも定員30人を超えます。 定員29人以下に変更して検査を受ければ中型免許の範囲になります。しかし、業務用に使うのであれば、できるだけ多くの人を乗せたいでしょうから、定員減は現実的ではありません。自家用車として使うのであれば可能でしょう。また、キャンピングカー(定員29人以下で総重量11t未満)に改造すれば中型免許でOKです。 ということで、トラックでは現時点では殆ど需要がありません。 やはり、限定解除する最大のメリットは乗車定員でしょう。 送迎バスを運転するというような具体的な目的がある人以外は必要性が無いと思います。 既に述べたように、限定解除すると、「8t限定中型」という既得権を放棄したことになります。この8t限定中型は旧普通免許の既得権保護が目的の特例措置ですから、一度放棄すると新規に取得することはできません。よって視力等の適性検査が基準に達しないと、基準に達する免許(普通など)に格下げとなりますのでご注意下さい。
参考
●中型(8t限定)、普通免許の視力の基準 両眼で0.7以上、かつ、一眼がそれぞれ0.3以上、又は一眼の視力が0.3に満たない、もしくは一眼が見えない方は他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上。●中型免許、大型免許及びけん引免許、第二種免許の視力 の基準 両眼で0.8以上、かつ、一眼がそれぞれ0.5以上、さらに、深視力として、三桿(サンカン)法の奥行知覚検査器により、3回検査した平均誤差が2センチ以下。
新免許について
■従来の普通免許
車両総重量 8t未満、最大積載量 5t未満、乗車定員 10人以下
■新しい普通免許
(2007年6月2日以降に取得)
車両総重量 5t未満、最大積載量 3t未満、乗車定員 10人以下
施行前に普通自動車免許を取得した方は施行後は自動的に 「8t限定中型」 になります。(8t限定=「車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、定員10人以下」)
新制度の普通免許=改定以前には運転可能だった中型トラック(俗に言う4トン車=総重量8t車)が不可、になります。
8トン限定中型免許(旧普通自動車免許)は、指定自動車教習所で5時間以上の教習を受けた上、限定解除の審査に合格すれば中型免許に昇格という方法もあるようです。
限定解除することで、車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満、乗車定員29人以下の車が運転できるようになります。
詳しくは、警視庁HPを






















































